おじちゃん
本日、おじちゃんこと、私の大叔父さんが亡くなりました。
長い間療養中で、大きな手術もし、遅かれ早かれこの日が来るとは思っていました。
中学生、高校生の時に、休日時間があれば遊びに行き、トランプや花札で遊びながら、多くのことを学びました。
旅行にも、本当に数え切れないほどたくさん連れて行ってもらい、色々なものを経験させてもらいました。
人生の師匠であり、
友人であり、
祖父であり、
兄弟であるような、
そんな不思議な関係だったと思います。
英語の教師だったこともあり、カナダへの短期留学を一番後押ししてくれたのもおじちゃんでした。
だからといって、勉強しろとか、うるさく言われたことは記憶にありません。
祖母と3人で山陰横断、九州縦断などもしましたし、2人でハワイにも行きました。
はた目には、祖父と孫の旅行でしたが、私からすると、ちょっと英語の得意な友達と旅行しているような、そんな気分でした。
ここ数年はずっと病気や手術のせいで、体調が思わしくないというか、何度も生死の境をさまよっている状態でした。
それでも、意識がはっきりしているときは、政治の話や野球の話など、他愛もない話する、いつものおじちゃんがいました。
亡くなる前日まで、好きなコーラを飲み、よく喋り、自分の人生を、自分の意思で最後まで生き抜いたと聞きました。
何よりそれがおじちゃんらしくて、どこか誇らしく思えてきます。
おじちゃんから学んだものを次の世代に伝えるべく、今はただ冥福を祈りたいと思います。