始まりがあれば、いつか終わる(YAPC Asia Day 2)
もう、全てこれにもっていかれた感があったかもしれませんが。。。
気を取り直して、
最後のYAPCも、今日で2日目の最終日。
疲労から体は重いけど、楽しみなセッションもいくつかあるので、期待しつつ会場入り。
ackerel開発におけるScalaとGo、そしてPerl
はてなにおける、ScalaとGoを中心として開発しているMackerelというツールの説明。
サーバは基本的にScalaで書かれており、関数型というメリットはやはり大きいという話。
静かなブーム、なのかもしれないけど、海外の会社含め、関数型言語を大規模サーバで使う事例は多い。
あと、クライアントをGoで書いており、デーモンをマルチプラットフォームで動くように開発するにはよさそう、とのこと。
他にも、場所に応じてPerlやJSなど、様々な言語を使い分けているようで、確かに特徴的で面白かった。
そして、立ち見だったけど、とにかく人が多かった。
サーバーサイドエンジニア(特にPerl)のためのiOSアプリ開発入門
あの有名なtypestarさんのセッション。
前の方に座っていたら、typestarさんが小さい子供を連れて入場してきてビックリ。
さすがに、そのままプレゼンというわけではなかったけど、退屈するまで隣で奥さんと子供さんが見ているという不思議な絵だった。
子供さんに少し声かけてみたけど、まだ1歳ということで、かわいかったなぁ。はじまってしばらくはいい子にしていたし。
逆に、子供にプレゼン見られるって、プレッシャーじゃないのかな?と変な心配。慣れてるのかもしれないけど。
内容は、iOSアプリをSwiftを使って説明するという内容だったけど、ライブコーディングしようとしたら、
ForesqureのAPIを叩くはずが、Almofireをcocoapodsで入れようとしたら、Xcodeのベータ版を使っててビルド通らず、
かわいそうなくらい、色々はまってた。
内容は簡単だったけど、生typestarさんを見れたので、よし。
Adventures in Refactoring
GitHubに所属する、Ben Lavenderさんのリファクタリングに関するセッション。
まるで、
を読んでいるかのように、ベースはやはり同じ話。
それに加えて、モチベーションの話であったり、GitHub特有と言われるFeatureフラグでの管理やDeprecateなど、独自のエッセンスも盛り込まれていた。
チームで、特にGitHub(当たり前だが)での開発をベースにしているようで、コーディング規約やコミュニケーションの重要さなどにも言及していた。
まぁ、基本的には↑の本に書いてある通りなんだが、改めてリファクタリングとは、
正しい動作を保つこと
がとても大事で、そのためにはテストなどでそれを測る、測れる(計測可能)ことが必然的に必要になってくる。
そして、計測可能でないものについては、不要なリファクタリングである場合も多い、という話の流れが簡潔で、わかりやすかった。
【特別企画】YAPCあるある(仮)
宮川さんをはじめ、歴代のYAPC実行委員長的な人が集まる会。
ボケてのオモロきがスポンサーセッションとしてやっている、おもしろ企画。
YAPCのお祭りっぽさが一番出た楽しい時間。
内容は、まぁ書き残すことは不要なのでは。
Go Debugging, Profiling, and Optimization.
日本では貴重な、Go開発者のセッションということで楽しみにしていた。
Goについては、Web記事はたくさんあるけど、日本語の書籍となると極端に情報が少なくて、このような周辺環境の細かいところを、開発者から直接聞けるなんて、perlと関係ないところで感激!!
@wolfmasa Sorry, I didn't have enough time to make it shorter!
(apologies to Mark Twain)
— Brad Fitzpatrick (@bradfitz) 2015, 8月 22
感激すぎて、つぶやいてみたら、直接コメントくれて、二重に感激しちゃいました。
内容は、デモがちょっと早すぎて、断片的にしかメモできなかったので、デモサンプル含め、きちんとまとめて書きたい。
(ので、今回は書かないよー)
Lightning Talks Day 2
昨日に引き続き、質の高いLTが繰り広げられた。
誰かが、
”YAPCのLTはインフレを起こしている”
と表現してたけど、まさにその通り!
MySQLとかPHPとかVimScriptとか、全然知らなくても、本当に面白いLTになるように工夫されていて、才能としか思えない。
この会場の雰囲気は、その場にいないと”絶対伝わらない”と思うけど、それでも動画がアップされたら、ぜひ見るべき。
クロージング
ベストスピーカー賞が、どれも見ていないセッション(2/3がHTTP関連!?)だったけど、、、
こんな大掛かりなセッティングは本当に大変だと思うのに、全体を通してきちんと運営されていて、さすがというか、感謝感謝です。
Makiさん含め、この場でもありがとうと言いたいです。
Rebuildで知って、去年行きたいと思ったけどチケット売り切れてて、
今年こそはと思って、アーリーバードでたと聞いたら、勢いで申し込んでみたけど、
本当に行って良かった。
勉強会とかって、勉強する場ではなく、モチベーションをもらう場と、以前高橋さんが言っていたけど、
まさに、言葉通り。
明日から、またがんばろう!