wolfmasa's blog

フロンターレとプログラミング関係の話題を、気が向いたときにつぶやくブログです。

YAPC Asia 2015 前夜祭

概要

本編は8/21-22なので、その前日である21日の夜に場所は同じく国際展示場、ビックサイトの会議棟で開催されました。

時間は19時間からということで、仕事を定時で切り上げてから間に合うということで、とても助かる。

ビックサイトは個人的にかなり久しぶりで、改めて見上げるととても威圧感のある不思議な場所だ。

言語開発の現場

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Rubyのコミッタである、Shibataさんのセッション。

コミッタが、どんな開発をしているのかを、順を追って説明つつ、コミッタを取り巻く環境についても補足してくれたので、楽しく、わかりやすく、ためになった。

難点は、時間が足りず、途中かなり飛ばさざるを得なかったこと。

Rubyほどの著名なプログラミング言語であり、日本人が中心となっている大きなプロジェクトとして、こゆ情報がどんどん出てくるのは本当に興味深い。

Rubyが全てではなく、CIがうまくできてないことや、プラットフォームサポートが属人的であること、Rubyという単語が表すものが概念なのかCRubyなのかで食い違う場合があることなど、率直に語ってくれていたのもよかった。

www.slideshare.net

はてなブックマークのトピックページの裏側

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はてブの現在のトレンドを示すトピックページを、ElasticSearchと自然言語処理を用いて開発したというセッション。

概要はわかりやすかったが、どちらの技術も素養がなかったので、漠然としか理解できなかった。

技術ブログを書くことについて語るときに僕の語ること

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yuukiさんが、はてなブクマの数を意識して技術ブログを書いているというセッション。

タイトルが9割ということで、タイトルについて目立つ、わかりやすい、ブクマしてもらいやすいという話を前半し、投稿時間まで言及していた。

後半は、逆に小手先ではなく、自己表現の一環として質の高いブログを書いていくためにという観点で話されていた。

実ははてなブログの中の人でもあるので、Qiitaで書くという選択肢があまりないということだが、ブログという意味では一般的にはアメーバが多いし、Qiitaも含め、サービスという観点からも、もう少し語ってもらえたらよかったかもしれない。

(余談)「PHP帝国は滅んでいない。新たなる希望を待ち、逆襲の機会を虎視眈々とねらっている」

yapcasia.org

自分は見ていないけど、そんな私でもインパクトの強いセッションだったようだ。

始まるなり、隣のPHPのセッションからは叫びや拍手や、とにかく講演ではない何かが起こっている空気がひしひしと伝わってきた。

実際に、次のセッションで隣の会場に行ってみると、余韻というか、文字通りお祭りという雰囲気がぴったりな空間だったことがよくわかった。

内容は、資料や動画を楽しみにしたいと思うが、これぞYAPCなのか!?と先制パンチを食らった気分で、とてもすがすがしい気分だ。