wolfmasa's blog

フロンターレとプログラミング関係の話題を、気が向いたときにつぶやくブログです。

打て!そして枠に入れろ!!(鹿島戦)

1stステージでは、柴崎不在ということもあり、セレーゾさん末期ということもあり、なんとかアウェーで勝った鹿島。

とはいえ、監督解任から5連勝と波に乗り、一方フロンターレは勝てる相手に連敗と苦しんでいる対照的な流れ。

試合前には、ちょうど席の近くで板倉くんや三好くんが新人研修をやっていて、二人とも本当にがんばってほしい。

スタメン

悠くんがベンチに戻ってきて一安心。あとはタッピーか。

スタメンは、マイヤ、車屋、そしてマサキが戻ってきて、コミ、森谷、武岡くんがはずれた。

特に、武岡くんのカウンターつぶしがなかったので、エウシーニョSBは守備面で時々とても不安定だったりして、存在感の大きさを痛感した試合でもあった。

前半

お互い慎重な立ち上がり。

フロンターレが多少ボールを持つ時間も多かったが、特に決定的な場面もなく。

30分過ぎから鹿島に押され気味になり、40分過ぎたくらいからは、このまま前半終わってくれと願うほど。

マイヤに関しては、前回よりもずいぶん連携が改善されて、全く支障はなかった。

あとは、彼の個性、ドリブルなのかパスなのかを前面に出していくステップだろう。現状は悪くはないが、この程度なら森谷くんで全然よいので、これからさらにマイヤには頑張ってもらいたい。

マサキも一時期ひどい時もあったが、今日は割とそつなくこなした印象。

特に、武岡くん不在の中、右サイドのエウシーニョ、マイヤが上がった後の裏のスペースを、マサキとイガちゃんで一生懸命埋めようとしてた。まぁ、あまりにも空くので、時々埋めきれてなかったけど・・・

車屋くんもまずまずだったけど、やはり彼に期待する最大の縦への突破が非常に少なかったのはとても残念。

また、守備にもあやしい時があって、失点にも間接的にからんだりして、このできならコミの方がよいと言われても仕方ない。

後半

後半立ち上がり、少しフロンターレが攻めたかと思った矢先に失点。

ここから悪い流れ。

ある程度ボールは持てるが、攻めきれない中で、2失点目。

鹿島は落ち着いた試合運びを展開して、決して無理をせずに時間を使っていく。

悠くんや中野くんを投入するも、流れを変えるほどではなく、エウシーニョが1点を返すのみ。

ロスタイムにさらに3点目を与えて終了。

取るべき時にとらず、内容としては完敗だった。

点をとらないと、勝てません。

敗因

敗因を一言で語ることは難しい。

が、あえて言えば得点がとれないことであり、その原因はシュートへの意識の低さであろう。

特に顕著なのが、ボールを受ける態勢の悪さ。

ペナルティエリア内でボールを受ける時も、体に染み付いている、”まずトラップ”という動作をするがゆえに、シュート態勢まで時間がかかり、守備陣によせられる。

ペナルティエリアでは、ボールが来ることを予測して、きたらワンタッチで打つという準備をして待たなければいけないのに、どうしてもパスが第一の選択肢になっている。

発想としては、どうしてもキーパーと1対1にしないといけない、と思い込んでいるのだろうか。

たしかにそうなれば御の字だけど、そんなにうまくいくわけがない。

松本戦でタッピーがみせたように、ペナ付近でDFと1対1ならば、かわしてシュートが第一の選択肢にならなければいけない。

今日の鹿島がみせたように、ペナエリア外でも横パスがきたら、まずはシュートを打てる位置にいなければいけない。

シュートがあってこそ、スルーパスやドリブルが効果を出す。その辺りのマインドセットが、どうもペナルティエリア付近でスイッチを入れることができない。

ゴールに近ければ近いほど、もっと少ない手数で、もっとたくさんのシュートを、そして一番大事な”枠の中へ”シュートを打つということ。

嘉人頼みでない、本当の意味での攻撃的なチームにならないと、いつまでもこういう連敗はなくすことができない。