# 105 Fullstack Final Fantasy Framework
Meetupでの公開録音だったので生で見ていたけど、当然聴き直します。
Guest
ゲストは安定のnaoyaさん。
確かに、言われてみればGitHub会議でも公開録音してて、そのときのゲストもnaoyaさんだったっけ。
Reactive System
Rebuildでも何度か出ているReactiveの話。
Scalaからみでnaoyaさんが参加したカンファレンスの話が中心。
一度Reactについてはきちんと調べたいと思いつつ、なかなか手の届くところにある技術という感じがしないので、先延ばしになっている。
また勉強するときに、改めて聴き直したい。
Elixir
Erlang系の、これも最近naoyaさんオススメの言語。rubyっぽいところもありつつ、ということで、目の前にはmatzがいる。
本筋ではないけど、タイトルにあるように、最近FF系の名称がついたライブラリやフレームワークが多いので、FF縛りでシステムが組めるのでは?という話になった。
そういう遊び方もありえるのか。
技術顧問
YAPCで落選したnaoyaさんのトークネタ中心。
最近、技術顧問的な話をよくしているけど、自分でも言っている通り、”へぇ〜”とは思うけど、ちょっと別世界という感じ。。。
masudriveさんとか、naoyaさんとか、やはり実績も知名度もあるので、求められることはあると思うけど、身の回りにはCTOすらいないような私なので、求める方も求められる方も、ちょっと遠い存在。
5社やっていて、KAIZEN以外は週1とか、2週に1回とかの打ち合わせをするだけで、あまり組織に深入りしないことで、強く言えるという側面もある、というのが面白い。
外からの刺激という意味ではいいと思うし、うちの職場にも是非来て相談にのってほしいこともたくさんあるけど、どうしても現実はハードルが高い。
この辺の話は、AfterShowでmatzも話してくれた。
Guest
泣く子も黙る、世界のmatzが参戦。
まぁ、始まる前から会場には普通にいたので、むしろ本編でいないのが不思議なくらい。
技術顧問
matzは現在herokuの社員であり、何社かの技術顧問をしているらしい。
本人はRailsわからない、Cプログラマなので、事業にはコミットできないけど、社員に対する福利厚生という意味合いで受けているというのがおもしろい。
もちろん、採用などへの影響も多分にあると思うけど、自分がいることで社員が喜んでくれるならという客観的な物言いができるのは、さすが。
ElixirとRuby
Elixirの仕様について、気持ちはわかるけど・・・と言及できるのは日本人でmatzだけだろう。
本編でも出てきたけど、関数型言語(も勉強したいと思っていてできない)のパターンマッチは、LLの正規表現とは違うらしので、本当はもうちょっと理解できたらいいのに。
例を聴いていると、データフロー中心の考えがしやすいので、サーバーの記述には確かに向いてそう。
学ぶ敷居が高いのはあるけど、敷居の話であればもっと難しいのはたくさんある気もするし、もっと広まっていいと思う。
Emacs
最近vimに乗り換えてしまったので、Emacsの話は懐かしい気分だけど、matzがストールマンの話をしていて、ちょっと驚きだった。
確かに、matzから見るとストールマンはヒーローで、尊敬する存在だというのは、言われてみれば当たり前かもしれない。
ストールマンが、古いノートブックを持って、OSSのbiosなのはこれくらいで、と語っていたのを聴いて、matzはフリーソフトウェア原理主義は大変だなぁと思うのも無理はない。
自分もmatzと同じ(というとおこがましいが)、ビジネスとフリーとで、いい具合の距離感を保ちつつ技術と世界を牽引していってほしい派だ。
フリーはすばらしい。しかし、世界を回すためにはお金も必要だ。ということだろう。
締め切り
「もはや僕の〆切は〆切じゃない」現場にいたんだけど、あらためて聴き返すとすごい発言ですねw ちなみに本日がお〆切りなのですが、ご進捗はいかがでしょうか!!!!? http://t.co/M2n2F2MypA
— 稲尾尚徳 (@inao) August 23, 2015
「(〆切を守るのは)同調圧力ですよ」という宮川さんの発言もひどいwww まつもとさんがフォローをしてくださっているっ http://t.co/M2n2F2MypA
— 稲尾尚徳 (@inao) August 23, 2015
追い込まれないとできない、というのはわかる。
が、本を書くなど夢のまた夢の身としては、書けるだけでうらやましいのに!とちょっとだけ思ったりもする。
まぁ、他人の芝。
今思い返してみても、本当に楽しい、楽しいMeetupでした。