2015/2/21 練習試合 川崎ー新潟 雑感
川崎フロンターレ開幕カウントダウンカレンダー2/25分です。
せっかくなので、練習試合の新潟戦を振り返ってみましょう。
全体としては、0−5から始まって、5−5に追いついたが、5−6で負けました。 特にトップが出た3、4本目で無得点なのは、練習試合とはいえ、いろんな側面で心配になる結果でした。
1、2本目
立ち上がり5分くらいに失点すると、DFラインが崩壊。30分ほどで5点献上。見ている方もびっくりした。練習試合といえども、さすがに・・・という微妙な空気。 後半は、三好くん、三苫くんの活躍もあって怒涛の反撃で、はかったように5−5で終了。
GK:新井 DF:武岡、板倉、井川、小宮山 MF:橋本、山本、三好、登里 FW:船山
ノボリが早々と安と交代。GKも松井に交代。 2本目途中から、U−18の選手が2人(1人は三苫くん)、安藤が出場。
新井
いいとこなし。現在のセカンドGKのつもりが、ボコボコに入れられ、本人も悔しいでしょう。実際は大半がDFの責任ではあるが、5本中1本は止めて欲しい。
武岡
守備が軽すぎる。攻めではいいところもあったが、何度も突破される。
板倉
高さはあり、足元も有望な印象だが、試合についていくのがやっとという感じ。思ったほど悪くない。
井川
さすがベテランのプレーも多かったが、トップをおびやかすほどではない。
小宮山
相変わらず消極的なプレーが目立つ。守備は安定しているが、攻めの時にノッキングしてしまう。積極的なプレーがないと、アピールに欠ける。
橋本
攻めで存在感、ゴールは冷静なシュートもあったが、良くも悪くもチームの中心だった。ボールを奪われるシーンも多かったが、連携によるところかもしれない。
山本
あまり存在感なし。プレースタイル的に、この試合展開では仕方ないか。評価が難しい。
三好
前半は消えていたが、後半一気に存在感を増した。消えている時間は長いが、相手を1枚はがす程度のプレーは常に見せていたので、この日一番のサプライズ。トップでの起用も十分に考えられる。
ノボリ
痛々しいテーピングしていたと思ったら、あっという間に交代。無理に出す必要なかったのでは?怪我の影響で、プレーも全然ダメ。
船山
運動量や頑張りは認めるが、ゴールにつながるようなプレーはできていない印象。
安
ノボリの位置で、本来得意なポジションではないが予想に反して存在感を示した。パス中心の中で、5点ビハインドの状況で、一人突破にこだわって球際に強いこだわりを見せていたため、いいアクセントになっていた。バーに当てた惜しいシーンも、彼の強引さがよく出ていて、前への推進力という意味でも貴重な存在。
松井
失点もし、試合の流れとしても、いいところなし。自分のことで精一杯の印象。
三苫くん
入った瞬間から攻撃の起点になっていた。うまいプレーも見せていて、大学生の練習生かと錯覚するほどの落ち着きもあった。まぐれでなければトップ昇格を決めていいレベル。ゴールシーンは、何人かで崩したあとなので、ごっつあんに近い。
安藤
3人の中では一番落ち着いていた。たまたまかもしれないが、5点追いついた。キャッチング1つ1つに余裕があり、安心感を与えられたのも事実。
3、4本目
攻撃面で格の違いを見せつけるも、途中から攻撃が停滞、結果的に無得点で終わってしまった。
GK:西部 DF:エウシーニョ、谷口、角田、車屋 MF:中村、大島、レナト、小林 FW:大久保、杉本
西部
さすがの安心感、安定感。今年も文句なく1stチョイス
エウシーニョ
思ったよりフィットしていた。ディフェンスも最低ライン、ドリブルやボール保持も悪くない。連携はこれから。
谷口
ずいぶん余裕が出てきた印象。ミスも少なくて、今年もやってくれそう。
角田
期待してほどいいプレーが多いわけではなかったが、DFラインに安心感を与えられる存在感は十分にあった。足元含めて合格点。
車屋
守備での安定感はさすがだが、攻めでも一定の存在感は見せた。驚くほど谷口と系統が似ている印象。
中村
さすがのプレーも多かったが、中盤の距離感が悪かった時間も多く、ミスも出ていた。
大島
悪くはないが、もっとできるはず。途中から守備に忙殺されていた印象。
-
今年も攻撃の主軸。突破するシーンは少なかったが、時期を考えるとこんなもん。
小林
うまいプレーも見せていたが、もっと存在感を示すプレーがほしかった。とはいえ、前線にボールがくる回数も少なかったし、評価が難しいところ。
大久保
去年の悪い流れのままなのか、下がってプレーすることも多く、怖さが出せていなかった。イラついていた場面もあったが、どこまでがアクションなのか。
杉本
個人的には森島を思い起こさせる。特にトラップが大きく、ボールが納められないので、良さは半減していた。プレーの質も高くないし、まだ時間がかかりそう。