# 126: Anti-Democratic Product Management
126: Anti-Democratic Product Management
Guest
久しぶりの新キャラ、higeponさん。
次の回のmoritaさんと対比もあって、マネジメントなどの興味深い話が多かった。
テックリード
naoyaさんが以前話した、サーバント型とビジョン型の話の続き。
テックリードは、エンジニア班の班長のような、技術に特化してリードするような職種があるようで、それの紹介。
技術一本で行きたいエンジニアがまず目指すポジションとして適しているようだけど、会社によって名前が違うという話もあり。
サーバント型とビジョン型は時々対比で語られるけど、会話の中でも指摘されているように、どちらも別のベクトルで、どちらかという議論ではないけど、ビジョン型という意味のリーダーが日本の企業で不足しがちというのは実感としてわかる気がする。
また、naoyaさんが最近のリーダーは”いい兄貴”のように、サーバント型に力を入れ過ぎてしまって、ビジョン型の方向にあまり力を入れていないんじゃないか、という懸念は重要な指摘だと思う。
例えば、サッカーなどのスポーツでは、ビジョン型に特化したのが監督であって、サーバント型と呼ばれるようなものはスタッフであったりコーチであったり、他の人に明確に分担しているイメージがある。
ある意味、仕事だと曖昧になっているビジョンに対する考え方が、スポーツの世界ではより重要性が肌感覚で理解されているのかもしれない。
プロダクトマネジメント
プロダクトマネージャは、体系だった教育もないし、実績や実力を測ることも難しいけど、重要な職種であるという話。
うちの会社でも、プロダクトマネージメントという考え方自体がないので、本当にこういうシステム化されているととってもうまく製品開発がうまくいくんじゃないかなと錯覚してしまうけど、実際はおそらく人によったりで、多少の差はあれ、銀の弾丸ではないんだろうなと。
マイクロサービスは、グループが分裂して、影響範囲を局所化して、局所的な効率化を突き詰めた結果であって、ただの人の問題ではないかというのは確かにその通り。
ただ、マイクロサービスを効率的にやるのか、ただ単に境界を決めて仕事を減らすことに集中しすぎてしまう、というのはまた違うというのはある。
合議制はクリエイティブな決定ができない、というのはどこでも話題になるし、実際に日本企業、うちの会社とかもよく見る光景ではある。
だから、例えばアップルをよく例に出すけど、ジョブズのような趣味の良い人に決めてもらうというのは、確かにその通りである。
一方で、センスがいいということが明確にわかって、説得力があればいいけど、実際の現場で見ていると新しいものであればあるほどファジーなものも多くて、センスがいい人、ということを見極めること自体がとても難しい。
その辺、理屈としてはわかるけど、実際にセンスがいい人を選ぶことが大変だから、現実的には成立しないのでは、と思ってしまう。どうやっているのだろう、その辺。
合議制では全部のORをとる、というのも、あるあるすぎて、全然笑えない。
Aftershow 126: Everything Except Mayonnaise
英語の勉強法
最近話題になる英語の勉強法。自分としては結構興味がある。実践までできてないけど。。。
昔の英語の勉強法の、宮川さんのブログ記事は本当に有名だよね。すごいなぁ、東大生だから英語がちょっと出来るくらいは当たり前かもしれないけど。
頭を使わないでパッと出るようなフレーズをたくさん増やすのが、会話には重要というのは、言われてみるとその通り。ちょっと英語を使わないと、どんどんそういうフレーズが出てこなくなる。
宮川さんのいうように、最近自分でも英語のポッドキャストを時間を見つけて聞くようにしている。本当に何かの足しになればいい、程度だけど。
まぁ、宮川さんもhigeponさんも、やっぱりアメリカに住んでいて毎日使っていると、ある程度はやはり使えるようになるよね、というのはある。
宮川さんも毎日話すことが大事だと言っているし、そういう環境に置くということは、勉強そのものをやる事よりも、実は重要かもしれない。
自分は自分、他人は自分を気にしていない、というのは確かにアメリカに初めて行った時とか、すごく感じた。それがとても過ごしやすくて、気にしないで街を歩けるような感覚が、実は日本に向いてないのかなーとか思ったりした。
今でも、いつか海外で住んでみたいなと思う一端は、その辺にあるんだよね。
Pebble Time Round
スマートウォッチに興味のない自分としてはあれだけど、Pebble Time Roundの話。
実際に見る機会はないけど、完成度がそれくらいあるのであれば、Apple Watchと一緒にスマートウォッチの市場を牽引してもらって、今後の行く末を占うデバイスなのかもしれない。