# 114: Rebuildersland
114: Rebuildersland
Guest
上杉周作さん。
久しぶりに新しい人がゲスト。
結論から言うと、いろんな人のいろんな考えを聞くという意味でも、新しい人が定期的に出るということはとても興味深い話が聞けて面白い。
話している内容から、若い方っぽいけど、自分の考えをしっかり持っているイメージ。
あまり慣れていないので、言いたいことがありすぎて、言葉が追いついていかない時があったけど、それもそれで良い。
React
nagoyaさん、増井さん以来、Reactの話。
Reactの理解自体が追いついていないので、大枠の話しか理解できないけど、JSの領域では新しいものがどんどん出ている反面、使うツールやフレームワークがまだまだ混沌としているという状況のようだ。
Redux
結構言葉が混乱しやすいけど、JSにおけるFWであるReactと一緒に使うフレームワークのよう。
主にモデルにおけるステートを管理したりするんだろうか。
3か月や6か月経つと、また違うものがいいって言っているんでしょ、という見方が宮川さんっぽいけど、ちょっと老害っぽい発言。
いや、確かに正しいんだろうけどね。
CartoonでReactを説明しているサイトはわかりやすかった。
https://code-cartoons.com/a-cartoon-guide-to-flux-6157355ab207?gi=c96a4381be33#.qra1zce6w
上杉さんは昔Facebookでインターンをしていたということで、昔のコードはひどかったという話。
どうしてもプログラミング界隈で話していると、素晴らしいサービスには素晴らしコードが必要っていうように捉えられがちだけど、実際にはサービスの最初にはとにかくものにしていくということ自体が大事で、あまり過度にコードの品質こだわって、リリースを遅らせたり、無駄なリソースを割くべきではない、というところもある。
まずは、サービスありきだから。
ブートキャンプ
この辺からSF事情で、コーディングブートキャンプ話。
にわかには信じられないけど、プログラミングを数ヶ月やって、そのまま就職できてしまうらしい。
就職のための塾であり、大学出てブートキャンプに数百万とか払って就職するためにひたすらエントリーを頑張るとか、ある種日本の塾と就活をミックスしたようなシステム。
でも最近話題になることのある、すぐに覚えられることは、すぐに役に立たなくなるわけで、その意味でアカデミックなベースとなる知識は絶対に大事で、付け焼刃で学ぶのが行き過ぎては良くないような気がする。
いや、もちろん需要があるからそういう仕組みがあるわけで、バブルがはじけるようなことがあれば、また状況は変わるだろう。
採用のプロセスとか、とても過渡期的な話が多いみたいだし。
新卒で、ブートキャンプ上がりの人が、いきなり千数百万の給料になるというのは、やはり変だろうと思う。
SF住宅事情
Googleの人がトラックで生活しているというのも面白い。
住宅事情がおかしいというのは以前から話されていることだろうけど、おかしい状況が続けば、人はそれに適用するように変化していくということだろうか。
実際に、多くの人がやるとは思えないけど、問題提起としては良い。
Airbnb
ホテルの税金を払うようにしたけど、広告でそれを皮肉って、顰蹙をかっているという話。
ホテルの税金の話は、日本でもじきに問題になるだろうから、今後Airbnbがどうなるかというのは世界的に注目されるところ。
Uber
従業員が何をやっているか理解できない、という宮川さん発言。
確かに、ビジネス的に不思議な形態ではある。
やはり、この辺も日本とは状況が違うので、ピンとこないというところは大きい。
基本的に、普通のタクシーで困ってないからね。
レッシグ
アメリカの大統領候補で、以前フリーソフトウェアとかで有名な弁護士の人らしい。
正しいことを言っていても、微妙な言い回しとか、宣伝とか、なかなかメジャーにはなれないということだろうか。
民主主義と言っても、一部の人たちだけで政治は回っているので、そういう既得権益をなんとかしたいというのは、多かれ少なかれ日本も同じなのではないか。
114 aftershow: Literally Dogfooding
Nexus 5X
宮川さんが買ったらしい。
基本的に、Rebuildでスマホのレビューをする際にはほとんどカメラの性能だけで語られる。
個人的には、あまりiPhoneを使っていて困らない、ということもあるけど、スマホでまずカメラの話になるというのはちょっと不思議な感じ。
機能面では、ほぼiOSとAndroidは同じようになってきた、というのはあるけどね。
Steve Jobs
主に映画の話。
いつかDVDになったら見てみよう。
そもそも、小説とかもあまり読んでないので、そこからかな。。。
Soylent
スタートアップで作っているサプリメント。
1日分の栄養が取れるということだけど、あまり美味しくないらしい。
とてもアメリカっぽいなぁ、というのは最初の感想。
確かに、食事は作業というのはとてもわかるし、効率化したいというのもわかるけど、さすがにサプリメントになって、それが美味しくないとなると、しんどいなぁ。
Blue Apron
簡単に基礎調理された料理セットが毎週送られてくるというサービスらしい。
簡単に調理したいけど、買い物とか下ごしらえが面倒くさいとか、メニューを考えるのが大変とか、確かにニーズとしてはありそう。
食材の安心度とか、メニューのバリエーションとかがマッチできれば、日本でも成立するビジネスかもしれない。
子供がいると、親としては家庭的な料理を食べさせたいというのはあるけど、共働きとかであれば時間がなかなかなくて、そのためのレシピサービスとか発展してきた。
買い物とかもする時間がないケースもあるし、そういう意味ではある程度安心できたり、柔軟性があれば(例えば週3とか選べたり)使ってみたいと思える気がする。