wolfmasa's blog

フロンターレとプログラミング関係の話題を、気が向いたときにつぶやくブログです。

内容はヒヤヒヤ、スコアは快勝(天皇杯 京都サンガ戦)

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スタメン

最近はスタメンを固定しているので、今日もガチメンバー。

変わったのはGK西部というところ。個人的には、まだ新井くんよりも西部の方が安心感がある。

前半

京都は前半最初から飛ばして、最終ラインとボランチにもうプレスをかけまくる。

フロンターレも公式戦から少しあいたこともあり、2、3パスミスが出ると途端にバタバタしてしまう感じで、立ち上がりから思うようにボールを前に運ぶことのできない時間が続いた。

とはいえ、そんなプレスが90分続くわけもなく、20分過ぎから少し落ち着いて、フロンターレが保持して京都がカウンターという展開になる。

とはいえ、多分チャンスの数としては五分五分か向こうが多いくらい。とにかく些細なミスが多かった印象。

最初はエウシーニョサイドを、悠くんとエウシーニョで崩してて、30分くらいからは中野くんサイドにシフト。特に、エウシーニョと中野くんにDFの裏のサイドのスペースをついてほしいという意図が、憲剛やタッピーからは見られた気がする。何度も、裏へのスルーパスに中野くんが反応しきれない場面があった。

流れの中で、ふっと空いた中央のスペースに、タッピーからの絶妙なパスが通り、あっさり先制。

結果的にはこの1点がしばらくの間試合を支配してしまう。

印象としては、相手の勢いに押される時間が長く、先制はしたもののあまり勝っているという感じのしない前半だった。

後半

ハーフタイムを挟むと、やはり京都はギアを入れなおして、プレスを再度しっかりかけてくるようになった。

とはいえ、中盤の戦いである程度いなせていたので、一進一退を繰り返しながら時計の針は進む。

京都が駒井や大黒を投入し、中盤から前線を強化し、ペナルティエリアを攻略しようとしている中で、フロンターレはマサキを投入。

個人的には、この選手起用が相当試合を楽に進めたと思う。

マサキは大島くんとボランチを組み、好き放題にされていたバイタルエリアをきちんとプレスをかけて自由にやらせないというミッションを与えられて、見事に粛々とこなした。

これで、相手の勢いは随分減った感じで、あとは80分以降、ふっと上がってきたコミがゴールし、アディショナルタイムにはなぜかケンユウまでもがゴールし、終わってみれば3−0の勝利。

コミの上りはみんなに勇気を与えるものであったし、ケンユウのゴールをアシストした中野くんは90分走って最後にいい仕事ができるという光明を見せてくれた。

そして、なぜかほとんど仕事をしないのに、ぽろっとゴールだけ決めてしまうケンユウ、持ってるんだか、持ってないんだか。。。

西部と新井

最近、ずっと新井くんが出ていて、新井くんの評価がみるみる上がっている。

今までフロンターレは、杉山というGKが居たけど、リキくんはどうしても安定感がないという致命的な問題を最後までクリアできなかった。

時々すごいプレーをしてみせるけど、キャッチミス、フィードミス、びっくりするようなタイミングで目立つミスをするので、見ている方は本当にハラハラした。

新井くんを見ていると、本当にソツがない。

取れるボールはきちんと取るし、フィードミスも許容範囲の少なさ。ポジショニングもほとんど気にならない程度だし、連携に関しても致命的問題は見当たらない。

なので、J1のGKとしては十分に合格点を与えられるだろう。

一方、川島くん亡き後、フロンターレのゴールを一番確実に守ってきたのは、やはり西部だ。

なぜ、湘南を戦力外になったのかわからないほどのシュートストップに加えて、足元もほとんど不安がない。

特に西部の魅力は、1対1でのシュートストップで、時々驚異的なプレーをすることだ。

平たく言うと、スーパーセーブのできるGKだと思う。

その上で、西部と新井くんを比べた時に、どちらを出すかという問題について、個人的にはそこまで新井くんの圧勝とは思えない。

というか、新井くんが西部に勝っているのは将来性とフィードの精度くらいなもので、西部ではいけない理由は全く見当たらない。

まぁ、全く同じ状況では比較できないので、多分に主観が入るのは仕方がないとは思うけど、もっと西部が出る試合が多くてもいいのではと思うのは、俺だけじゃないはず。

今日も前半押されていた展開で、何度も枠内のシュートをストップして見せた。

やはり西部は健在だ。

後半、憲剛が下がるとキャプテンマークをつけてゴールを守る、本当にチームの柱と言ってあげたい。

状況からすると、今年戦力外という予想もあるけど、それでも西部のあの安心感をもっと見たい。

マサキ

個人的今年の戦力外候補1人であるマサキ。

以前の輝きは感じられないけど、それは相対的なものも大きいと思うし、チームとしてボランチがパサータイプに固定されつつあるということからすると、マサキにとっては不完全燃焼的なところがあるのではないかと想像する。

でも、今日は勝利に大きく貢献したと思う。

京都相手ということもあったかもしれないが、後半前がかりに攻めてくる相手に対して、バイタルを潰して、中盤と前線の連動性を下げることで、最終ラインへの圧力をかなり緩和してくれた。

マサキにはもっと活躍してほしいし、少なくとも今日みたいなシチュエーションであれば使えるようであれば、まだまだ頑張ってほしい。