wolfmasa's blog

フロンターレとプログラミング関係の話題を、気が向いたときにつぶやくブログです。

本当に光はあったのか?(湘南戦)

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リアルタイムでは見れなかったけど、心を落ち着けて見直してみた。

ただ、若い選手、ケンユウ(杉本健勇)も含めて、中野なんかも非常にトレーニングの中で良くなっていますので、そこはすごく収穫だと思います。

本当に光はあったのだろうか。

スタメン

9月には再度ケガの手術をするという大久保他、前回とたぶんほとんどかわらないメンバー。

全体を通して

開始早々、嘉人のあざやかゴールが決まって先制。

今日こそはいけるかと思いきや、展開としてはホームと逆になってしまった。

ここ3試合で特に目立つのは、ボールロストのタイミングの悪さだ。

確かに、前にボールが入ったり、つながるときもあるが、ちょっとしたずれやインターセプトから、ここからというタイミングでボールをロストして、カウンターを受ける。

とにかく、つまらないパスミスが多いので、攻撃が長く続かない。

自分たちの時間が短過ぎる。今の攻撃ではこういう結果になる。

嘉人のコメントも、それを言っているのだと思う。

あとは、ペナルティエリア付近。

細かく言えば、ペナルティエリアの周囲5〜10mは、まずシュートを第一の選択肢として考えなければいけない。

決定的なチャンスはあったものの、結局前への迫力や、ゴールの匂いがまったくしないのは、1つは各自がパスを第一の選択肢にしてしまっているからだろう。

ゴール前の密集した中でパスをつなぐということは、当然ロストするリスクも増えるわけで、シュートの意識を持った上で、意表をつくようなパスでなければ、カットされる率が高くなる。

ペナルティエリアが見えたら、パスをもらうまえからミドルを打つ意識で受けなければ、守備側は全然怖くない。

けんゆう

教育的観点から、風間さんは成長を感じているとコメントしているし、実際相対的には伸びてきていると思う。

が、まだ全然足りない。

豊田みたいにヘディングで競り勝ってゴールを奪うのか、

寿人みたいに、裏を狙い続けて、GKとの1対1を制するのか、

ドリブルなのか、シュートなのか、ファーストディフェンダーなのか、どれもまだまだレベルが低い。

悠くん不在で、マイヤに時間が必要で、タッピーがいないチームとしては、彼の成長を気長に待ってあげる余裕がない。

それだけといえば、それだけ。

中野くん

確かに、悪くはなかったし、ドリブルしてシュートした雰囲気はよかったが、

トータルの評価としては、2、3いいプレーがあっただけ、という程度。

フロンターレのサポはドリブラーには厳しいという面もあるが、もっと強引にいってもいいはず。

ジュニしかり、レナチーニョしかり、レナトしかり、クスしかり、山瀬しかり、嘉人しかり。

いや、わかってます。そういう攻撃的ドリブラーではないというのは。

でも、それくらいでプロとしてはちょうどいい。

もっともっとやってもらわなければ、フロンターレの攻撃陣では生きていけません。

個人的には、結構期待してます。

新井くん

個人的に、一番の光明は、こゆときでも新井くんは安定していたこと。

目立たないけど、実績を着実に積み重ねているし、ポカミスでヒヤヒヤさせたりもしないので、本物かもしれない。

欲を言えば、1対1をもっとストップできるようになれば言うこと無しなんだけど、ビックチャンスを跳ね返すという力はまだない。

とはいえ、いいセーブもあったし、こぼす、とるも安定しているし、素晴らしい。

連敗

点をとれなければ勝てない。

それに尽きるけど、この流れはよくない。

負けた相手もよくない。

タッピーが戻ってきたら、ずいぶん改善するとは思うけど、船山くんやけんゆうは結局結果を出せなかったという事実は、チームとして重い。

風間さんは根気があって、優秀な指導者ではあるけど、チームの総合力という点からすると課題しか残らなかった1ヶ月だった。

まぁ、日本代表(候補)のFWがケガで不在、リーグ随一のブラジル人が急に抜けて、海外帰りのトップ下もケガ、あげくに2年連続得点王は靴はくだけで辛いくらいのケガ、となれば、普通に点がとれるほうがどうかしてるんですが・・・

それでも、勝てた試合ばかりだったので、悔しいし、残念。